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第114回Seattleスナップ 痛かったサンクスギビング(下) マジ切れた

03:23:39 pm on 2010/01/21 | 9 |
  • 皆さま長らく待たせいたしました、本人の調子もやっと良くなって来たことですし、そろそろ悪夢のアキレス腱断裂記、ここにお届けしたいと思います。

    さてさて、まずは、断裂に至った経過を説明しなければならないですね。

    実は去年一年間、忙しかったり、膝に水がたまったりで、剣道の稽古はほとんど満足にできなかったのですが、その代わりに、週末は数マイルの走り込みをしたり、夜の工場内での一人稽古などは続けていました。

    そのおかげでしょうか、年末に久々に道場に復帰しても、足腰の動きはそんなに悪くはありませんでした、無理をしなければ大丈夫そうだから試合にでも出て見るか・・・といった感じで参加を決めたのですが、この“稽古不足でもちょっと動きのいい状態”を過信したのが間違いの元でした。

    試合当日、土曜日

    試合は軽く流していたつもりだったのですが、完全に甘かったです、やはり試合でかける負荷は思ったよりも大きかったようです、1年間のブランクも大きかったのでしょう、初戦でイキナリ切れてしまいました。

    突然、右のかかとを後ろから蹴られたような衝撃を感じ、倒れこんだまま立ち上がれなくなりました、足首が動かせなくなっていて、今までの負傷とは完全に何かが違います。

    全く経験したことのない事態に悪い予感を感じ、すぐに試合を棄権、チームの皆さんに謝って、そのまま病院に向かいました。

    当日は土曜日だったので、病院では応急の人が対応してくれました、車椅子に乗せられ(初めての経験)レントゲン検査、断裂確認のためのフクラハギつかみ(これは痛かったです、思わず日本語で“イデデデ”と叫んでしまいました)。

    そして、専門医による再検査とコンサルティングの日程を予約して、足首に大きなサポートをつけてもらい、松葉杖をもらって、なんとか無事帰宅。

    再検査、月曜日

    専門医の方に再度診察してもらい、方針について説明を受けます。

    手術をしなくても直せるらしいですが、その場合は、あとで動きが悪くなる可能性があるそうです、今後も運動するならば手術の方が良いそうなので、迷わず手術を選びます、手術は水曜日と決まりました。

    手術までの間、あまり痛みは無いので会社にでも行こうかと思っていたのですが、Etsukoさんにすごく怒られて思いとどまり、おとなしく過ごすことにします。

    休んでいる間は何故か異常に眠たくてしょうがありません、体が怪我を治すために一生懸命がんばっているのでしょう、怪我をした動物が寝るのは本当だったんだ、などど身をもって実感しつつ、ソファーに寝そべって1日中ウトウト。

    手術当日、水曜日。

    Etsukoさんの運転で、いざ病院へ、何しろ初めての体験なので実はかなり緊張気味です。

    病院についたら、まずは入院服に着替えます、着替えた後、松葉杖を使わないで、ちょっと歩いておトイレに行ったら看護婦のオバちゃんに見つかって、ものすごく怒られる、しかも、待合室にいるEtsukoさんまで呼び出してくるし・・・なにもそんなに怒らなくても。

    次は手術用のベッドに寝かされて、どんなことを行うのか看護婦さんから丁寧に説明があります、最初は精神を落ち着ける成分の入った静脈点滴、次は足の神経の位置を確認するために電極を膝の裏側から入れて電気を流す、神経の位置が確認できたら神経ブロック注射、それから全身麻酔をかけて手術、こんな流れだそうです。

    さて、まずは静脈点滴から行いますが、これは特に問題はありませんね。

    次は電極を膝の裏から入れて、足の神経の位置を確認します。

    かなりブットイ電極を想像してたので、恐怖におののく私、でも、思いのほか細いやつで、さされてもちょっとチクッとした感じで、あまり痛くありません。

    そして電気を流すと、解剖実験のカエルの足のようにピコピコと足が動きます、おおお、おもしろい。

    さあ、そしていよいよ全身麻酔です、実は今回、密かにこれを楽しみにしていたのです。

    いつもドラマ等で3呼吸くらいで意識がなくなっているのを見てたので、私はピョン吉並のドの根性を見せつけるべく、最低でも10呼吸は意識を保たせてやろうと思っていたのです、そして電流で足をピコピコさせながら待ち構えてたのでした、麻酔いつでもかかってこいや、早くこいや、こいや、こいゃぁぁぁ・・・・・・・M・・Mr.! Mr.! Wake up! Wake up!

    ・     ・・あれ? ここはどこ? 私は誰?

    看護婦のオバちゃんの大きい声で目が醒めました、そうなのです、気がつくと手術はとっくに終わっていたのでした、そして足にはギプスが固定されています。

    なんということでしょう、全身麻酔の前の静脈点滴の時点で意識を失っていたのです。

    しまったー、麻酔で意識が遠のく経験も楽しみにしていたのに、まったく記憶がありません、しかもこれでは、かなり根性無しと思われてしまったに違いありません、不覚。

    点滴はアメリカ人向けなので、きっと日本人には超強力だったんですね。

    そして朦朧とした意識のまま、持ってきてくれた紅茶を飲んでいると、Etsukoさんが呼ばれて来て車に乗せられ、そのまま退院、これくらいの手術だと入院はありません。

    手術の翌日からは、ちょうど都合のいいことにサンクスギビングでした、楽しみにしていたお買い物にもいけず、4日間ほどは痛み止めを飲み続け、寝たきり状態。

    1週間後には最初のギプスをはずして抜糸、足首の角度をチョットだけ変えて、次のギプスを取り付けて、さらに1ヶ月がまんです。

    1ヶ月後、やっとギプスをはずして、スキーブーツのようなサポートに付け替えましたが、久々に対面した足を見てびっくり、1ヶ月間圧迫されていた足は、真っ赤にむくんで、焼き豚トンソクのようになっていました、かなりの変形に驚きます、しかもトンソクは、なかなか元に戻りません。

    そして現在、アクシデントから約1ヶ月半が経過しました。

    トンソクはだいぶ元に戻ってきて縮んできたのでシワシワ気味です、ちょっと笑えます。

    足首はちょっとづつ動かせるようになって来ていますが、まだまだ完全には動きません。

    普段はムクミを取るために、なるべく足を高く上げるようにして過ごしています、仕事中も机に足を乗せているので、態度がでかいと言っては怒られます。

    予定どおりに回復していたら、今月末にはサポートをはずして、リハビリが開始できるはずですが、どのくらい続けるのかはまだ分かりません。

    がんばって早く直したいところですが、あせらないでゆっくり完全に復帰できるようにしようと思っています。

    今にして思えば、今回のアクシデントは、試合前に2-30分ほどウオームアップをしていれば防げた事故だったと後悔しています、ほんの少しの不注意が、こんな大きな結果を招いてしまうこともあるという、良い教訓になったと思います。

    なんにしても、Etsukoさんには苦労をかけしてしまい、本当に申し訳なかったです(車の免許を急いで取ることになってしまったりとか)、でも回復するまで、もうチョットがまんしてください、皆さまにもご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

    本当にいろんなことが起こった1ヶ月半なのでした、でも、まだまだ続く・・・



     

コメント

  • chie 12:42 on 2010/01/22 | #

    ダンナさん、痛い思いしているんだから笑っちゃいけない・・・と思いつつ、吹き出しながら読んじゃいました(笑)
    カエルの足みたくピコピコって・・・(爆)

    私も胃カメラ飲んだとき注射打ったんですが、そんなにすぐ寝るもんか!と思いきや、気づいたときには検査終わってましたよ。今思うと恐ろしや~とも思いますが。

    手術してから1ヶ月半たってもリハビリまでたどりつけないってアキレス腱断裂って相当なものなんですね。あぁ~痛い・・・。

    お大事にしてくださいね!

  • etsuko 12:45 on 2010/01/22 | #

    なんか毎度いろいろの年末だったよね。あのときサンクスギビングじゃなかったら、どうしてたかな、なんて考えます。サンドイッチか何か作っておいて、仕事に行ったかな。私が家にいるときで良かったねぇ。

    麻酔に耐える?話は、手術が終わってから聞いたのでおかしかった。そんなくだらないこと考えてたの?しかも、すごく早くに気を失っちゃってるし。手術室で朦朧としてたとき、私の問いかけにも無反応でボーっとしてたので、ちょっとびっくりしました。当日は、スケジュールが早まってバタバタして、なんだか夢のような一日だったです。

    あぁ、あと、まだまだ続かなくていいので、今後は気をつけてください。

  • etsukoさんのダンナ 17:07 on 2010/01/24 | #

    これから、あと一ヶ月くらいはリハビリっす・・・・

  • shige 18:15 on 2010/01/24 | #

    大変なケガなのに、どうしてこんなに笑ってしまうんだろう・・・

    これからリハビリ、大変ですよ。
    日常生活に支障ないレベルにはすぐ戻ると思いますが、スポーツやるのに違和感ないレベルまで戻すには、頑張らないと。

    この歳でのケガは、完治=元に戻るではないですから。
    頑張ってください。

  • etsukoさんのダンナ 17:00 on 2010/01/25 | #

    Shigeさん、会社でも笑い話のネタになっていますよ。
    こちらとしても、笑い話にするしかないですもんね。

    それにしても、もう自分の体力とか体は過信しないがい方がいですね、本当に。

  • ryo 19:53 on 2010/01/25 | #

    涙流してこれげ回りました。。。
    とまでは行きませんでしたが、笑わせていただきましたm(_ _)m

    痛い話っぽかったので、はじめは続きをクリックできなかったんですが、読んでみたら大わらい。表現がおかしくておかしくて。。。麻酔のところはピークでした。

    さて、リハビリは真剣に頑張ってくださいね~。

    僕が膝の手術を受けたときは、麻酔から目が覚めた時ゲボゲボ吐いて朦朧としながらも苦しかったのを覚えてます。麻酔が体にあっていなかったそうです。。。

    朦朧くらいで良かったですね~

  • kiko 22:54 on 2010/01/25 | #

    怖い笑い話だ~、違う、面白い恐怖話だ~??
    アキレス腱断裂、本当に怖いなあ。
    鳥肌が立ってぷるぷるっとしました。

    アラフォー、アラフィフ?の世代なんですもんね。
    頭の中の自分年齢を現実に軌道修正して、じっくり
    体と向き合わなきゃですね。

    気をつけよう、おー!
    ダンナさん、リハビリ頑張ってください!!

  • etsukoさんのダンナ 16:20 on 2010/01/26 | #

    気長にリハビリします。

    ちなみに、全身麻酔は結構危ないらしく、会社の知人(女性)は親知らずの手術で全身麻酔をかけられて、途中で呼吸が止まり、別の専門医が呼ばれてたそうです。
    当然、本人の記憶は無いのですが。

    怖いっすよね。

  • kiko 23:04 on 2010/01/27 | #

    ・・・怖いっす(鳥肌)・・・

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