第140回Seattleスナップ 忘年会の合間に
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冷蔵庫がすごくキムチ鍋臭い年末。早く残りを食べきらねば。みんなとゆっくり過ごせる年末。その合間に「国境なき医師団」のドナー向け電話会議(報告会)に参加してみました。長さは1時間。南アフリカとモロッコの難民キャンプでの活動が主な内容でした。
団体に寄付をするとニュースレターが届くことはありますが、実際に現場で働く人の声を現地から聞けるというのは、国際NPO(国内外で活動する非営利団体)の資金集めに有効だと思いました。報告は電話だけでなく、インターネットでも同時に写真がアップされ、隣国から移動してきた人々が、木の骨組みに毛布とビニールシートをかけただけの場所に暮らしていたり、そんな弱い立場にいる人を利用して人身売買が行われていたり、「あぁ、私のお金もこのプロジェクトの一部になっている」と感じられ、同時にアジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、状況は違っても、どこでも同じことが起きている、とあらためて思いました。とくに人身売買は、被害者以外ほとんどすべての人々が恩恵を受けている現在の経済社会システムを根本から変えない限り終わらない。聞くたびに、なんか途方もなく暗い気分になるんだなぁ。
人はマザーテレサのような人も現れれば、人を物としか考えられない人も生まれる。不思議で素晴らしくて、恐ろしい。そんなことも考えた師走でした。
<写真はこちら>
追伸:キムチ鍋は写真を撮り忘れましたが、イカ団子とかエビ餃子も入れて美味しくできました。
kiko 11:38 on 2010/12/31 | #
人身売買・・・。
恐ろしい・・・。
でもピンと来ていないのも事実・・・。
日本でも身売りという名の人身売買同然のものがあったのですもんね。
戦後まであったと聞いたことがあります。
自分の娘だけではなく、海外から「異国の女」を持つことが興がある、とか、自国にない技術を導入するため、とかで連れて来られた人も少なくない気がします・・・。
自分の心を育てる方法や智恵を教えることが、教育、ですよね。一生、自分にも教育。
etsuko 03:07 on 2011/01/01 | #
人身売買は知るほどに気分が悪くなります。何かしたいと思いながら、受入国だけでなく、被害者の出身地の貧困状況を変えなきゃいけないな、とか。被害者を見分けるのも難しい、信頼関係をつくるのも難しそう。日本は研修員制度を変えると言ってたけど、あれはどうなったのか。でも、会社も安値競争で生き残らなきゃいけないし、なんて、ちょっと考えただけでお手げ。
本当、何をおいても教育だよね。貧しく厳しい状況の地域にも、戦場じゃなくて学校だよね。来年はいい年になりますように。