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統一地方選

08:04:56 am on 2011/04/09 | 3 |
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  • 4月10日は統一地方選の投票日です。震災の影響で選挙延期になった自治体もありますが、神奈川県は予定どおり。俺は土日出勤のため期日前投票してきました。

    しかし情報少ないわ言ってることもほとんど同じだわで、選ぶの大変。悩んだ末、少しでも特徴のある候補者をピックアップして、その中から自分の考えと一番近い人を選びました。

    自分の考えどおりの理想的候補者を議会に送り込みたいなら、自分自身を送り込むしかない。選ぶ側にいる以上、選択が消去法なのは仕方がないところです。

    で、情報集めてると○○党推薦無所属が多い。あと、市議会議員選挙なのにTPP反対だのなんだの。なんか違和感。

    という雑感でした。

    現在、システムのリリース直後の監視のために出勤中。何事もなければ暇な1日になるはずなんだけど…今回のはデカイからなあ。そうはいかないかなあ。



     

コメント

  • kiko 10:37 on 2011/04/30 | #

    お仕事うまくいったでしょうか、古い話ですみません。
    ずっと疑問のまま未だによくわかっていないのですが、TPPに参加するデメリットってなんですか?
    shige先生の観点で教えてもらえないでしょうか!

  • shige 15:01 on 2011/05/04 | #

    >お仕事うまくいったでしょうか、古い話ですみません。

    仕事は、意外なくらいにうまく行きました。いつものところで小さめの花火は上がって、こちらもちょっと大変だったりしましたけど。

    > ずっと疑問のまま未だによくわかっていないのですが、TPPに参加するデメリットってなんですか?

    これが実は難しいんです。具体的な条文に関する情報がイマイチ出てきていないもので。
    条文の原文を直接読んで理解できれば一番良いんですが、俺にはそんな英語力も法律関連の知識も時間もなく・・・

    そんなわけで、現状では俺はTPPのメリットとデメリットを具体的に考えることができずにいます。ちょこっとネット検索もしてみましたが、ヒットするのは原文の要約と解説ではなく、一部を抜き出して自説を展開しているのばっかりだったし・・・

    とりあえず、詳しい内容が分からない状態でも言える、一般的な事柄としては以下のような感じじゃないかと思います。
    俺は法律関連の知識がないので、この程度ですが。

    TPPのベースとして、FTAというものとEPAというものがあります。
    FTAは「自由貿易協定」。2国間の貿易協定で、輸出入に関連する規制や関税を、両国間では原則撤廃するもの。
    EPAは「経済連携協定」。こちらも2国間の協定で、FTA+人材の移動や投資なんかの規制を撤廃して、経済的な連携を強化しようというものです。経済を一体化するのが究極の姿、なのかな?

    そしてTPPは、EPAの地域適用版と捉えると少し分かりやすいかと。EUの前身であるECもしくはEECみたいなイメージですかね。

    TPPはEPAの地域適用版ということで、メリット・デメリットもEPAとだいたい同じ。

    <メリット>
    ・関税や規制が原則撤廃なので、国際競争力のある輸出産業の成長・発展につながる。
     逆に、ライバル国が輸出相手国とFTA協定を結んでいて自国が結んでいない場合は、国際競争力の低下につながる。
    ・輸入品の最終価格が低下し、自国での消費促進と、やはり輸出産業の原材料コスト低減等による国際競争力強化につながる。

    <デメリット>
    ・輸入品の価格低下により、国内向けがメインで国際競争力のない産業は不利。大胆なてこ入れを考えないと、その産業が壊滅する可能性もある。
     農業関連の団体が軒並み反対している理由はここにある。
    ・人材の移動に関する規制が緩和されるので、人件費が下落していく(つまり給料が下がる)可能性が高い。

    <TPPのEPAと比較したメリット>
    ・いっぺんに多数の国と協定を結ぶのと似た効果がある。つまり労が少ない?

    <TPPのEPAと比較したデメリット>
    ・どうしても守りたい国内産業を例外とするような摺り合わせができない。
     TPPは実質的には日米EPAという状態なので、一切例外なしのまま加盟するのは確かに危険かなあと思います。

    大まかにこんなとこでしょうか。ほんとに一般論ですが。要は国際競争力のある産業分野にとっては追い風、国際競争力がない産業分野は厳しい状況になるだろうということです。

    TPPとEPAの一番の違いは、多国間か2国間かということ。EPAは2国間協定なので、協定ごとに相手国と調整し、お互いの売り込みたい領域、守りたい領域の妥協点を探ることができます。関税は原則撤廃ですが、相手国との交渉次第で守りたい分野の関税を残すことも可能。TPPではこれが難しい。

    そんなわけで、すでにFTAを強力に推進し、EUやアメリカといった主要国を始めとした多数の国と妥結済みの韓国は、今更TPPに加盟するメリットは少ないと判断したのか、今のところTPPには加盟していません。

    俺自身は、できることならFTAかEPAを、今からでも良いから強力に推進してほしいと願っています。これから先、FTA又はEPAを拒否したまま、締結国を相手に競争していくのは厳しくなっていくと思うから。

    農業関連の団体が反対していて、その気持ちも分かりますが、日本の輸出産業が国際競争力を失っていくと、国内の農産物を買うお金も失われていくだろうし。

    TPPに加盟するなら、多くの国とFTA・EPAを結び、韓国のような状況を作った後に、「2国間でFTA・ETAを結んでいる場合はそれを優先する」といった条文を入れさせた上で加盟するのが理想じゃないかと。

    でも、日本はFTA・EPA交渉で完全に遅れてしまっているので、TPPに参加するというのは一気に複数の国とEPAを結んだことにするチャンスとも言えるんですよね。
    でも、できることならTPPで一気に数を稼ぐんじゃなくて、EPAを複数国(特に主要な貿易相手国)と結ぶ方向に行ってほしいです。

  • kiko 23:42 on 2011/05/06 | #

    うわーーーなるほど、ありがとうございました!!
    そうか~、FTA・EPAと基本的なところは変わらないが、規模の大きさからよりダイナミックにそのデメリットが派生する可能性があるって感じですね。

    すごくわかりやすかったです。
    shigeさんというフィルターを通してですが概要把握に至った感じ、ありがたいです。

    日本の産業を守っている間に国益そのものが落ちていく可能性・・・各事業部の利益を本社会議で責任者が主張し合っている間に会社そのものが社会で危機に落ちていく、みたいな身近な例で思い当たりました。

    世界の競争に参加しないということはやがて国として搾取されることを受け入れることに等しいと私は思っているので、企業が死ぬ気で生き残りをかけて世界で戦う体質を作っていくことは避け難いことだと思っています。
    今さら立ち止まれない、昔に戻れない、競争に参加してやっと今と同じ水準が保てる可能性があるくらいだと・・・。

    そこに立ち向かえない業界は机上の話だけで言えば淘汰されて仕方ないとも考えられるし、保護することが本当に長い目で見て良いことなのかどうか私にはよくわからないのですが、現実として外材輸入が可能になった1960年代?70年代?以降の日本の山林と林業のような状況になる業界が必ずあるのだろうなと思います。

    それは業界だけではないダメージ、長い時間をかけたボディブローになっていくことにもなるのだと思います。

    そういう意味で机上の空論ではなく、実際に守りたい分野の関税を残すことは大事なんだろうと思います。
    一方で、もう時代が変わってしまう、これまで通りではどうしてもいられないという現実を一早く察知して受け止めて、個別に小さな単位で存在する自営業・企業等を業界として一つになって次の策を作って対応していくということをしていかないと本当に強くて健全な業界、分野にはなりえないのではないかと思ってしまいます。

    短期戦と長期的視野、どちらも考えてどちらも(程度の差はあれ)結果を出していかないと・・・気づいたら塀の外は完全な新世界が出来上がっていたとなりかねない。

    途中から自分の会社の話みたいになってきちゃったなあ。

    shigeさん、ありがとうございました。

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